AirPods Pro 第2世代 徹底レビュー|第1世代との違い・ノイズキャンセリング検証

AirPods Pro 第2世代のUSB-C充電ケースとイヤホン本体のフラットレイ写真 ワイヤレスイヤホン

◆ AirPods Pro 第2世代 レビュー|この記事でわかること

本記事は「AirPods Pro 第2世代 レビュー」です。

Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 第2世代」が2022年9月に登場。

約3年ぶりにアップデートされたAirPods Pro(第2世代)
「第1世代」と比べ、
「ノイズキャンセリング」や「音質」、「操作性」が大幅に進化しました。

本記事では第1世代との違い
詳しくわかりやすくレビューします。

◆ 基本スペック比較

AirPods Pro (第1世代)AirPods Pro (第2世代)
チップH1チップH2チップ
バッテリー ※1最大4.5時間最大6時間
Bluetooth規格5.05.3
耐汗耐水性能IPX4IP54
ケース充電端子LightningUSB-C ※2
イヤーピースサイズ3サイズ (S,M,L)4サイズ (XS,S,M,L)
スワイプで音量調整×
適応型オーディオ×
音量自動調整×
会話感知×
ワイヤレス充電Qi規格の充電器で可能Qi規格の充電器で可能
MagSafe充電付属の充電ケースで可能
(2021年10月19日以降)
付属の充電ケースで可能
※1 イヤホン単体、フル充電、ANC・外音取り込みをオンで使用した場合
※2 2023年9月23日発売モデルから

・「第2世代」の進化のポイント!

AirPods Pro 第2世代では、全体的に大幅なアップデートがされております。
バッテリー駆動時間が、
第1世代から約1.5時間アップの「最大6時間」、
操作性も「第1世代」ではできなかった
ステムのタッチ操作(上下)による音量調節が可能になった点が
大きな進化のポイントです。

◆ 付属品

付属品はこちら

AirPods Pro 第2世代 レビュー|付属品一覧(USB-Cモデル)
AirPods Pro 第2世代(USB-Cモデル)の付属品一覧。 イヤホン、充電ケース、各種イヤーピース、USBケーブル(C to C)等が同梱されている。

◆ 外観:充電ケース

充電ケース→「ストラップホール」や「スピーカー」など、変更点あり

・正面/側面/底面

<正面からのデザイン比較>

AirPods Pro 第1世代と第2世代の充電ケース(正面)の比較
正面の外観に変更点は無し。

<側面からのデザイン比較>

AirPods Pro 第1世代と第2世代の充電ケース(側面)の比較。第2世代のストラップホールが追加されている様子。
第2世代では側面に「ストラップホール」が新しく追加されている。

<充電端子の比較>

AirPods Pro 第1世代のLightning端子と第2世代のUSB-C端子の比較画像
AirPods Pro 第1世代 と 第2世代 の充電ケース端子比較
※第2世代のUSB-C → 2023年9月23日以降発売のもの

<底面にスピーカーが追加>

AirPods Pro 第2世代の充電ケース底面に搭載されたスピーカー穴のアップ写真
第2世代の底面には「スピーカー」が新しく搭載されている。

スピーカーが搭載されたことにより、
「充電開始時」や「ペアリング時」、
「“探す”(iOS)」を使用時にケースの位置を知らせる音を鳴らしてくれる等
「聴覚的な機能」が追加された点が
AirPods Pro 第1世代との大きな違いです。

充電時のサウンドは、設定でOFFにすることもできます。

・背面

AirPods Pro 第1世代と第2世代の充電ケース背面比較(ペアリングボタンの位置やデザインの違い)
背面の外観やボタンの操作感は変更なし。

◆ 外観:イヤホン本体

・イヤホン本体の外観比較

AirPods Pro 第2世代(左)と第1世代(右)のイヤホン本体を正面から比較した画像
センサー類の配置や筐体形状の違いが見える。
AirPods Pro 第2世代(右)と第1世代(左)のイヤホン本体を斜め方向から比較した画像
センサー類やメッシュ部分など
外観の細かなデザインの変更点を比較。

センサーなどの位置や大きさが変わっていますが
実際の装着感操作感の変化は感じられませんでした。

そのため、AirPods Pro 第1世代から買い換えても
違和感なく使えると思います。

・イヤーチップの互換性

ノズル部分の形状は「AirPods Pro 第1世代」と共通ですので
「第2世代」に対応のイヤーチップを装着可能です。

AirPods Pro 第2世代(左)と第1世代(右)のイヤーチップ取り付け部分を比較した画像。イヤーチップの互換性を確認できる。
AirPods Pro 第1世代と第2世代はイヤーチップが互換性あり。 取り付け口の形状は同じ。

Apple公式→こちらから
Amazonから購入→こちらから

◆ 操作性

・イヤホン本体で可能な操作(第1世代との比較)

AirPods Pro (第1世代)AirPods Pro (第2世代)
再生/一時停止スティックを1回押すスティックを1回押す
次の曲にスキップスティックを2回押すスティックを2回押す
前の曲にスキップ/
曲の頭出し
スティックを3回押すスティックを3回押す
音量調整非対応スティックの上下スワイプ
オフ/外音取り込み/適応型オーディオ/ノイズキャンセリング ※3スティック長押しスティック長押し
※3 『設定』で不要なモードを“2つまで”外すことができます(組み合わせは自由)

基本的な操作は第1世代と変わりませんが、
“第1世代”では非搭載だった
『本体での音量調整』ができるようになったことが大きな変更点で、
痒いところに手が届いた感じです!

◆ 装着感

僕は、長時間(2台持ちで半日以上することが多いです)装着し
音楽や環境音(iPhoneのバックグラウンドサウンド)を再生して使用しております。

現在使用のイヤーチップは、付属のシリコンイヤーチップMサイズです。
耳の中が痒くことは比較的少ないです。

イヤホン自体の重量も非常に軽い為、気軽に装着できます。
耳から落ちそうになることもありません。

◆ ノイキャンの強さはどれくらい向上しているか

Apple公式サイトでは、“最大2倍の雑音を消すノイズキャンセリング”とあります。
「電車内」や「人混み」、
「車道」など様々な環境で検証をした結果、
自分の体感としては、第1世代から“1.5倍アップ”くらいと思います。

第1世代も、特に“低音域”の雑音に強かった印象ですが
第2世代ではその領域を更に強くしてきています。

※参考までに、洗濯機の乾燥機の音はイヤホンをしていないときと比べて“10分の1”くらいまで抑えられていると思います。

◆ 外音取り込みについて

第1世代と同様、ホワイトノイズもなく
“イヤホンを付けていないのと同じ”と思えるくらい自然です。

設定変更で更に集音性をあげることもできます。

iOS(17.4.1)の場合、アクセシビリティ→オーディオビジュアル→ヘッドホン調整(オン)→(適用先)外音取り込みモード(オン)→(増幅)バーで、外音取り込みモード時に聞こえる音の増幅量を調整できます。

◆ 適応型オーディオに対応

適応型オーディオ」(iOS17から追加)は、
必要に応じてノイズを抑制したり、環境音の取り込み具合を自動で調節してくれる機能です。
AirPods Pro 第1世代 には非搭載のモードとなります。

「ノイズキャンセリング」よりは環境音を取り込みたいが、
「外音取り込み」よりはノイズを抑えたい

こういった場面に最適な機能です。

◆ 会話感知とは?

こちらも「第1世代」にはない機能として“会話感知”があります。

会話感知は、装着ユーザーが音楽などを再生しているときに会話を始めると
“自動で「外音取り込み」に切り替えて、再生メディアの音量を下げてくれる機能”です。

会話が終わってから約2秒後、会話を感知する前のノイズコントロールに自動で戻ります。
例) 会話感知前のノイズコントロールが「ノイズキャンセリング」なら「ノイズキャンセリング」に自動で戻る

切り替わる「約2秒」について、個人的にはちょっと短いと感じるので
秒数の調整幅があれば、もっと使いやすいと思います。

◆ 音質について

コーデックの種類対応/非対応
SBC
AAC
aptX×
aptX LL×
aptX HD×
aptX Adaptive×
LDAC×

低音域・中音域・高音域、いずれかが際立っているというわけではなく
バランスが取れている音質です。

第1世代と比較して、全体的に底上げがされてており
クリアでジャンルを問わず聴きやすい音質という点は、第二世代でも健在です。

◆ 気になること

サウンド再生時に、音が変になる症状が発生することがあります。
音楽や映像を再生時(Apple Music、Amazon Music、YouTubeなど)に時々発生します。

※個体差の可能性がありますが、筆者の環境では時々この症状が発生します。

AirPods Pro(第2世代)の左右のいずれかが
耳が詰まった感じ」になったり、
少しだけホワイトノイズが入るような症状」があります。

Appleサポートに問い合わせをし、初期化等を試し、
結果Apple Storeにて交換していただきましたが、
症状が改善しておりません。

この症状は再現性もなく、個人的には少しストレスなので
将来的にOSのアップデート等で改善されることを願います。

◆ まとめ

・AirPods Pro 第2世代 はこんな方におすすめ

・「iPhone」や「MacBook」など、Appleのデバイスを普段使いしている方

・ノイズキャンセリング性能を重視する方 (遮音性はトップクラスと言えます)

・軽くて長時間つけても疲れないイヤホンを探している方

・AirPods Pro 第1世代 の音質に満足していない方
(※音質重視の他社のイヤホンには劣る点もあると思いますが、
第1世代からは向上しています。)

・総評

AirPods Pro 第2世代」は
「第1世代」 から
操作性や機能性の大幅なアップデートを遂げた
非常に完成度の高いイヤホンとなっております。

AirPods Pro 第1世代から買い替えるには
十分価値があるイヤホン
です。

価格は39,800円(税込)です。(※記事執筆時点の価格です)

AirPods Pro 第2世代の充電ケースに収納されたイヤホンの写真。まとめレビュー用のイメージカット。
AirPods Pro 第2世代は
音質・ANC・使い勝手が大幅進化した完成度の高いモデルです。

より進化した音質や新機能が気になる方は、
「AirPods Pro 3」のレビュー記事を参考にしてみてください。

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